ほっといてくれ

茶化したり馬鹿にしたりしないでください

感想だからネタバレがあります

youtu.be

 

ゲオにあったので借りて見た。
元々漫画をちょっと読んだことがあったから、なんとなく内容知ってたから突飛な展開でもついていけるかなと思って。

冴えないメガネの男性教師が、受け持ってるクラスの生徒に、100個のとある行動(シグナル)をとると自殺してしまう催眠をかける話。最後の一人になるまで催眠は解けませんってよくあるデスゲームの展開。

ハシカンが良い子ぶってる役で全く感情移入できなかった。
サッカー部のイケメン4人衆が割と良い推理するんだけど(同級生の一人が裏切り者でシグナル知ってるくせに隠して同級生を自殺に追いやってた)、ハシカンがその裏切り者の同級生を信じたいとかいうのよ。すごい良いこちゃんの役だった。信じたいとかいうせいで何人か死んだ。シグナルの一つに飲み物飲んじゃダメみたいなのがあって(確かコーヒーとアルコール以外ダメだっけな)、裏切り者がスポドリを「俺飲むからお前も飲めよ、そしたら信じてくれるよな?!」みたいなこといって飲むフリするのよ。それを見たハシカンが次に飲もうとしてサッカー部のイケメン一人が奪うようにして飲んで死んだ時まじで「いやいや口の中疑え?!?!?」っていらっとしてしまった。先が予測できすぎて。
結局みんな続々と勝手に自殺してくんだけど、サッカー部一番のイケメンと裏切り者とハシカンだけ残って、サッカー部一番のイケメンが裏切り者やっつけて、自らも自殺して、最後にサッカー部の誰かのスマホにある動画にサッカー部イケメン4人衆が「お前誰好きなんだよ?!せーのでいうぞ?!せーの!」「「「「ハシカン!!」」」」「なんだよ俺ら全員ハシカン好きなのかよ〜」とかアホみたいなことやってる動画が入っててハシカンが泣くっていうこれ見て誰が何を思うの????ってシーンがあってもうげんなり。

よくあるデスゲームって感じだけど、展開が早すぎるのと時間が短すぎる感じかなあ。主人公のハシカンがなんでそんな魅力的な女の子って設定なのかが全く伝わってこなくて謎すぎた。そりゃ見た目はハシカンだから可愛いんだけどさ、性格は正直あんまり映ってない。
サッカー部イケメン4人衆もイケメンってこと以外あんまり記憶に残らなくて、誰が誰だか途中まじでわからなくなった。メガネかけてる子だけ見分けついた。
こういうデスゲームってめちゃ頭がきれる人と、解けない謎が必須だと思うんだけどめちゃ頭がきれる人がいない。解けない謎もない。割と早めに「この催眠ってあれだ!」みたいにわかっちゃう。裏切り者も、割と早めに手の内明かしちゃう。もっと引っ張ってほしかった。
最後冴えない教師役の中村獅童が訳わからん廃墟みたいなとこ(赤いライトで照らされた廃屋みたいなとこで、蝋燭が明かりになってたり謎の演出)で椅子に縛りつけられてて、ハシカンが同じ催眠をかけて終わるみたいな感じだった。なんかそれも怪しい雰囲気出そうとしてるんだけど現代の高校生の話だよね?なのになんでこんな廃屋で赤いライトで蝋燭??って冷静になってしまった。ハシカンがわざわざ赤いライト用意して蝋燭並べたの???電気通ってるのに蝋燭???なんで???って安っぽいんだよな。
でもハシカンが可愛いかったしイケメン俳優達もイケメンで目の保養でした。

 

 

youtu.be

飯豊さんって暗黒女子だっけ?それに出てた子だよなあ。確か。なんか女子校の子が闇鍋するやつ。

展開がすごい早かった。すぐ死ぬ。早い。友達まじで数分で死んだと思う。
とある怖い話があって、その話に出てくる女性の名前を聞いちゃうと呪われる。呪われたらその女性が現れて目潰ししにくる。でも、女性は見つめてる間は近づけない。だから一晩見つめてればとりあえずは去ってくれる。女性の呪いを解くために色々する。

まず、聞いたら呪われるって設定の名前をタイトルにするのって怖さ半減では?って思った。言っちゃいけない感残してあった方が良かったなあ。
飯豊まりえちゃんの友達がシライサン(タイトルかつ女性の名前)の怖い話聞いちゃって死んじゃって、同じく弟が死んだっていうイケメンと一緒になんで死んだのか調べていくうちにシライサンの話を知って呪われちゃう。忍成さん演じる記者とも合流して一緒に調べて、まあなんやかんやで飯豊まりえちゃんは頭打って最近の記憶失っちゃってシライサンのこと忘れて、イケメンはそんな飯豊まりえちゃんを巻き込めないからって去って、シライサンを見つめ続けられなくて詰んで終わり。

シライサンのビジュアルが気持ち悪かった!!とても良かった!個人的にとても良いと思った!絶妙な目の大きさで。やりすぎてない感じ。
あと染谷将太さんはああいう役があうね。ちょっと危険そうというか、変わり者っぽい役。怪しい感じの。染谷さん出てたから見たって言っても過言ではない。信頼の染谷将太。ちょい役だったけど。あと谷村美月ちゃん!可愛い。
話は別になんかまあホラーだよなあって展開で、特別に感じることはなかった。シライサンのビジュアルが良かった。不気味で。あとは別に。呪われた人間同士で見てれば近づかないってのは新しいよね。交代で見張り番できるもんな。
あとは最後の踏切のシーンが結構好き。踏切で電車通ってたらずっと見てることはできないもんね。でも近づかれてから秒殺はされないから頑張って逃げられないもんなのかなあ。

結構あっという間に終わった。

 

 

youtu.be

見てみたかったやつ!やっとみた。
面白かった!イメージとは違ったけど、ハッピーエンドにしないでくれて良かった。美談になってたらガッカリだったもんな。

実際にあった事件を元にインタビュー形式で描いてて、とある大学生四人組が大学の図書館に保管されてるめちゃくちゃ希少で価値のある画集とか本を盗む話。

面白かった!好き。
大学生当時を振り返りながら話が進んでくんだけど、4人それぞれの視点で思い出すから「ああだったかな?」「彼はこう言ってたけど違う」「あれは嘘だと思う」みたいに若干話が食い違う。そこも良い。
あと映画だからってかっこよくしてないのもいい。盗む姿がすごい無様なの。泥棒映画って泥棒がすごいカッコよく華麗に盗んでくことが多いし、強盗もスマートにやってキレイに逃げるのが多いけど、これはもうみんなビビリまくりでミスしまくりでめちゃくちゃ。それが良かった。想像上だとカッコよくスマートにできるんだけど、実際はみんな誰かを傷つけたり悲しませる無神経さを持ち合わせてなかったからためらいまくる。
大学生4人の中には起業してる人と頭のいい学科(法律系だったかなあ)にいる人がいたんだけど、残りの2人は普通よりちょっと落ちこぼれの大学生だったもんだから割ととちる。本盗む時に手袋しなかったり、逃げる時にパニクって車と違う方向いっちゃって結果轢かれかけたり、かろうじて盗めた本を売ろうとして査定してもらう時に普通の自分のケータイ番号教えたり、そういう至らない部分があるのも現実的で良かった。
終わり方も本人達(実際に事件を起こした人)の現在をさらっと紹介してて、本人達は過去のことを後悔してるんだろうなって伝わってきた。輝かしい将来って人は誰もいなかった。きっと強盗なんてしなければもっと将来は違ったんだろうな。

これはとても好き。ハッピーエンドよりこういう現実的というか、まあそんなもんだよなって終わり方が一番好きかもしれない。


残りの映画についてはまた今度にする。まだあと4本くらい見てるから。
もう眠たいから練る。