ほっといてくれ

茶化したり馬鹿にしたりしないでください

死んで〜〜〜〜〜????

もーーーーーー限界!!!!!!今日限界に達した!!!!無理!!!!!

いやわかるよ???上の人たちが大変なのはわかるけど、それはお前らがその役職について賃金もらってるからだろ??私役職ないし働き始めて2年程度だからな???死ねカス。
もーーーーね、疲れました!!!!働き始めて半年ちょっとで家で働くように言われて、パソコン支給されないからパソコン買って、ネット環境も全部実費負担。家での作業でもスカイプとかそういうの使わないから全部メール。全部。LINEもくるけどオッサン達が使いこなせない(文字入力がえれえ遅え)せいで基本メール。至急要件もメール。遅え。そもそもメールも社内のアカウントメールだから通知こない。通知がこないからマメに確認しなきゃいけない。ほんとにIT系の会社か????
そりゃ何年も在籍してる人なら家で作業になってもある程度勝手がわかるけど半年ちょっとで在宅始まって地獄。どんな仕事をまかせたいのか何をさせたいのか全くわからない。
元々出社して働いてる時も業務の引継ぎが遅すぎて暇な時間多くて地獄だった。暇すぎてエクセルに思いついた歌詞を入力しては消す作業をしてた。暇だから「何かありませんか?」って聞くんだけど「ちょっと待ってね」で終わり。暇。
今はある程度仕事回ってきてるけどそれもぶっちゃけ関数組んだらあっちゅーまに終わる作業が多い。ただ他の人が関数もマクロも組めないからいちいち入力してて作業が遅かっただけ。だから結局暇。在宅になって雑務もないからくそ暇。
そもそも、私がやりたいと思ってた業務が完全外注だったからまじでここにいる意味がない。さすがに1年経てばある程度任されると思ってたんだけどそもそもの業務の引き継ぎがすげえ遅い。基本遅い。せっかちな私は常にイライラしてる。早くしろ。要点だけかいつまんで言ってくれ。

上の不満がこの3ヶ月ぐらいずっとあって、でも辞めるってほどでもないしって迷ってたんだけどもう無理。職場の人もぬるいけど良い人たちだったから。
でもとあるデータを勤怠データを作ってくれって言われて、それが在宅をした人について調べるデータなんだけど、そもそもその在宅してる人をデータ化してないんだよ。私からするとそれがまず意味わかんないんだけど。私だったら部門ごとで誰が在宅勤務してるかリスト作ってから在宅させるんだが??????管理しろ管理職。
仕方ないから全社員の勤怠データで備考に在宅って入力のある人を抽出することにしたんだけど、在宅って入力じゃない入力してる人がまぁいるわいるわ。テレワーク、リモートワーク、自宅勤務、家での勤務、半角カタカナでザイタクなどなど。
そんなの全部さらうのまず無理じゃん。全員のコメント見て判断してけってか?至急でデータ作れって言ったくせに?仮にそうしてほしいなら「入力が統一されてないから全部見て」って言えよ。在宅についてどう入力するよう指示出してるかなんて私聞いてないしてっきりある程度統一されてると思ってたわ。統一されてると思ってたけどちゃんと色んな言葉で検索したんだよ。なのに検索溢れがあって、それについて「間違ってるよ、実際これ使って給料出してたら上に報告するレベルのミスだよこれ」ってメールきてもーーーーーーーーーー全部が溢れた!!!!!!!!!つーかまだ給料に関係しねーだろ知ってんだよ!!!!!!要点だけ「データが間違ってるので修正して、今後このようなことがないようにして」って言えばよくない?????すげームカつく言い方するじゃん(笑)。
何がムカつくって言い方な(笑)。実際これ使って給料出す前って知ってるし(そもそも給料に上乗せするかしないか決めるためのデータって聞いてる)何が報告する必要があるだよだったら報告しろッツーの!!!!!ほんとこの人と合わない!!最初から合わねえなと思ってたけどやっぱり合わねえわ。この50代男性がさ〜またこれ、同僚女性に死ねって言うんだよ。理解できない。一部女性はオラオラ系って満更でもないように言うけど私はシンプルにうぜえ。そこまで仲良くなってないから距離感間違えないで欲しい。ボディタッチしてくるのもきもい。若者ぶってるけどオッサンはオッサンだからな勘違いするなよ。
癒し系おじさまと出社がかぶらなくなったのも大きいな…ほんと社内の癒しがなくなった。誰かと話してて楽しいってこともないし、別に会話したいとも思わなくなった。やっぱり若い子少ないとつらい。あとおしゃべりな女性陣がいるところがいい…静かなのほんとダメだ…。前の前のとこはおしゃべりな女性がいてかつ女性が多い職場だったからすごい楽しかった。雑多な職場が楽なんだろうな。もう高層ビルとか綺麗なビル街とかもいやだ。中小企業で働きたい。

ここにいる意味がないって感じてた中で嫌味ったらしくミス指摘されて全部無理になって泣いた。もうイライラしすぎて泣いた。そもそものデータがゴミみてえなデータなのに完璧を求められたことも、嫌味なメールがきたことも、データ見直して訂正した後に返事が一切こなくなったことも、全部がきっかけ。
まぁもともとはやりたい業務が一切できないってところでずっと「辞めて他の会社に行った方がいいかもしれない」って思ってたんだけどね。すごい時間の無駄に感じる。ここの会社は本当に下っ端が上にいくにはスピードが遅すぎる。しょうもねえ業務ばっかりちまちま与えてつまんねーんだよな。上にいくとまではいかないけど、上がいなくても大丈夫なぐらい業務ふってほしい。1年あったらもっと学べたし吸収できたのに。
もう無理だと思って秒で退職関係の社内相談口に電話したわ。今年いっぱいで辞めたい。転職だ〜〜〜〜〜。転職に慣れすぎて何も感じない。

こんだけ転職回数多いと私にも問題あるってことはわかってる。飽き性だし覚えたら早く次の業務を教えてほしいって思っちゃう。辞めたくなるとミスが起きるのもいつものこと。辞めてえなって思い始めてやる気なくなって適当になってミスる。
でもまぁ一度しかない人生なのでね。時間を無駄にはできない。やりたいことがあるならやる。行きたい場所に行く。


ケセラセラ

怖い話と靴音

 気付いたらもう八月も中旬ですよ。怖い。

今週のお題「怖い話」

 

何を隠そう私は怖い話もホラー映画も心霊写真も大好きなんだけど、幽霊はまだ一度も見たことがない。心霊スポットって呼ばれる場所も何度か行ったことがあるけど、見たことのない気持ち悪い虫がいて、暗くてよく見えなくて、友達に「何か聞こえない?」とか言われても何も聞こえなくて本当に向いてないんだと思う。好きなんだけどね。
怖い話とかホラー映画とか心霊写真を好きになったのは、ドキドキするからだった。私はいつしか歪んだ性格のせいで恋愛でのときめきとかドキドキを感じることがあんまりなくて、学生時代に彼氏ができる時は基本相手がしつこくて疲れちゃっていいや付き合おうって思うパターンだった。緊張する時にドキドキってのもなかった。緊張する時は胃が縮こまるというか、吐きそうになるようなそんな感じ。びっくりする動作をしないのが可愛くないとか怖いとか言われてわざとびっくりしたフリして「心臓やばいよ〜」とかいったりしてた。今思うとまじで意味わかんない。でもそうやって擬態しないとダメというか、おかしいと思われるかなと思って気をつけてた。今は普通にびっくりするよ!突然Gが現れると「うおおおおおお!」って声が出る。

ドキドキするってことだけでもなくて、幽霊がいたらって考えるのが楽しかった。何を考えてるんだろうとか、触れるのかなとか、物理攻撃はきくのかなとか、私が死んでも幽霊になるのかなとか。「学校の怪談」ってシリーズの映画があって、その中ではいつも大冒険してるの羨ましかった。一夏の大冒険に憧れたなあ。学校に忍び込んでお化け退治っていまだに憧れる。

憧れと好奇心が入り混じってるというか、そういう感情だから、心霊スポットってところでも怖いって思わないし、夜の学校も夜の病院も、1人でお風呂入る時に見る鏡や曇りガラスも、フスマがちょっと開いてて隙間ができてても、掛け布団から出した足も、カーテンと床の隙間も、墓地も、そういうホラー映画によくある怖い場所とか部分とかも怖く感じない。急などでかい効果音でびっくりとかはある。それぐらいかなあ。


去年の夏。新しい会社に入ったばっかりで、やる気があるんだかないんだか自分でもわかんない時期。会社の同じ部署の上司数人に誘われてお酒を飲みにいった。まだ今みたいにコロナどうこうで騒がれてなくて、暑い日の仕事終わりに居酒屋で飲むお酒が美味しかった。中華屋さんみたいな居酒屋で、広いホールで多分50人くらいは余裕で入れる感じ。その日は時間が早かったせいか全然人がいなくて、私と上司4人、他のお客さんは4人とか5人くらい。すごい空いてたのを覚えてる。
そこは飲み放題2時間制だから、とにかくさっさと飲むようにって上司に言われてたからガンガン飲んだ。飲まないと!って謎の使命感があった。でも昔よりお酒弱くなっちゃって、サワーなのにきつく感じた。飲み放題だから濃くしてたのかな?6杯とかそれぐらいで酔っちゃったはず。上司達の奥さんが早く帰ってこないと怖いらしくて、2時間飲み放題っきりで解散。スピーディで最高でしたね。平日だったし翌日も仕事なんだよな〜って思ってたからありがたかった。
駅まではみんな同じ帰り道で、良かった〜って思いながら歩いた。居酒屋の場所が既に知らない土地だったから、駅までの道のりよくわかんないなって思ってたので。駅に着いたらそのまま解散。さっぱりしてて気持ちが良かった。
けど、その後電車に揺られて30分。電車の揺れって酔いが悪化するよね。私電車乗る前までは平気だったのにってことたくさんある。電車に乗って酔いが回って気持ち悪くなる。解散した時はあんなに気分が良かったのに、電車に乗ってものの5分で気持ち悪くなって、降りる駅についた頃には吐きたくて仕方なかった。
降車駅には構内トイレと駅前の公衆トイレの二つがあった。一回ホームのベンチに座ったら動けなくて、1時間近く座ってた。じめじめじわじわ暑くて、汗はもちろんかき続けてて、ベンチの近くの自販機でスポーツドリンクを買って飲んだ。少し落ち着いたので、トイレで吐いてすっきりしよ〜ってトイレに向かった。構内トイレは二つしかなくて狭いし、古いトイレだから入り口から中がほとんど丸見えで好きじゃなくて、駅前の公衆トイレを選んだ。
駅前の公衆トイレは4つ個室があって、手洗い場も3つあるのでわりかし広め。でも駅のトイレと同じくらい古いし、公衆トイレだから結構汚い。ショッピングモールとかのトイレと比べるとね。そのうえ和式しかないから結構吐きづらい。まあでも仕方ないから、公衆トイレの一番奥の個室に入った。3番目の個室が〜とか1番の奥の個室が〜とかそういう怖い話は聞き飽きたほどに聞いたけど、その時は全然そんなこと頭によぎらなくてさっさと吐いて帰ろうって思ってた。
個室に入ってさっさと吐いたんだけど、なんかまだちょっと気持ち悪くて、吐けそうなような吐けなさそうなような、自分でもよく分かんなくてとりあえず一回トイレ流してから壁に寄りかかるようにして立ってた。壁はまだきれいな方だな〜地面と天井がやばい、蜘蛛の巣はってるとこあるよ…とか思いながら。多分時間は夜の10時とかは回ってたと思う。人の多い駅じゃないから静まりかえってた。虫の鳴き声ぐらいしか聞こえなくて、吐くには丁度良かったかもって少し安心した。
5分も経ってなかったと思うけど、壁に寄り掛かったまま自分の体調を様子見してたらトイレに靴音が入ってきた。変な言い方だけど、トイレの外に人がいるって気配を感じてなかったから、靴音が入ってきたって感じだったの。革靴かな?って感じの靴音。女性トイレで革靴ってあんまり聞かない気がしたけど、おっさんファッションみたいなのも流行ってたしな〜って別に不思議にも思わなかった。革靴の靴音はすごいゆっくりしてて、こつ……こつ……こつ……って歩く速度が遅過ぎてそこで不審者なんじゃって不安になった。でもトイレの個室のドアが開閉する音がして、その靴音がトイレの出入り口に一番近い、一番手前の個室に入ったのがわかったから勘違いか〜ってすぐ安心した。私と同じで吐きそうな人ってこともありうるなーって。
しばらくして、その靴音が入った一番手前の個室のドアが開閉して、靴音が出てったのがわかった。でもすぐにまたこつ……こつ……こつ……って靴音がして、手前から二番目の個室のドアが開閉した。その時点で私はこの不審な革靴のせいで吐き気なんて治ってて、もしかするとこの流れで私の個室に入ってこようとするんじゃないかと思った。
案の定、その靴音は手前から二番目の個室から出て行って、また同じようにこつ……こつ……こつ……ってゆっくりした足取りで手前から三番目、私の入ってる個室の隣に入った。いくつものホラー映画を見ていくつもの怖い話を聞いて読んできた私にはもう「こいつ次は私の入ってる個室に入ろうとしてくる」としか思えなかった。隣の個室にいるってだけで気持ち悪いのに、入ろうとされたらどうしたらいいんだって冷や汗がだらだら垂れてきた。手足が冷たくなっていって、これが怖いってことかと思いつつどうしたらいいのか分からなくてとにかく沈黙。誰かに連絡なんてもちろん考えられなかった。もし連絡する時に音をたてたらって思ったら無理だった。
隣の個室のドアが開閉する音がした。靴音は二回した。こつ……こつ……って二回。トイレってやたら音が響くよね。はっきり聞こえるその靴音が何度響くか数えてた。でも、二回聞こえて止んだ。虫の鳴き声しかしなくなって、私はひたすら息を押し殺して相手の気配を探ってた。でも相手に気配なんて最初からなかったから、全然分からなかった。靴音がするなってだけで、それ以外の音がなかったから。服がこすれる音とか、呼吸の音とか、カバンを持ち直す音とか、そういうのが一切なかったから気配ってものは感じ取れなかった。
20分ぐらいはそのままじっとしてたと思う。でも私はあんまり長時間待てないタイプなので、いいや開けちゃえと思って自分の入ってるドアの個室を開けた。もう気持ち悪くもなかったし、早く家に帰ってお風呂に入りたかったから。
ドアを開けた先には何もなかった。ただの小汚い古臭い公衆トイレ。靴音っていうか靴もないし、私が入った時に見た光景のまま。隣の個室もドアが開いてて誰も入ってない。その隣も。全部ドアががらんと開いた状態で、誰もいなかった。
怖いって思いもあったけどそれより誰もいないことに安心して、めちゃくちゃ大きいため息をついたのはっきり覚えてる。トイレの出入り口付近にある手洗い場で手を洗って、ハンドタオルで手を拭いて、さー帰るかってトイレの出入り口に歩き出したら、背後で音がした。こつ……こつ……こつ……って、今度は三回。その音を聞いて私は何か考える間もなく走って近くのコンビニに逃げ込んだ。
あの足音は、私が入ってる個室が開くのを待ってたのかな?





 

 

っていう嘘の話でした。
実際大昔に地元の駅の公衆トイレで吐いたことはあるけど、吐いてさっぱりして普通に家に帰った。
夜の公衆トイレも怖いって思わないし、靴音聞こえても全然気にしないと思う。ていうか吐いてる時とか気持ち悪い時ってそれどころじゃないよね。
ただ怖い話をしてみたかっただけです。

気分転換にもならなかった

youtu.beホラーと聞いて気になってたんだけどホラーじゃなかった。サスペンスですねこれは。狂ったピエロが追い詰めてくる話だと思ってたのにピエロ割と温厚で草。

急遽夜勤を代わってくれと大学時代の先輩であり恋人の兄に頼まれた医師(坂口健太郎?)。快く引き受けたものの、病院は療養向けのお年寄りや身元不明者ばかりで問題が起きることはほぼないとのこと。看護師は2人。夜勤は給与が高いらしくて日勤だった臨床心理士(だっけなあ)に羨ましがられる坂口。そうこうしてる間にコンビに強盗犯のピエロが人質の女性(ながのめいちゃん?)を連れて押し入ってくる。めいちゃんは打たれて怪我してて(でも裂傷っぽかった)、普段は封じられてて何年も使われてない手術室で緊急手術を行うことになる。いざ手術室に入ったらめちゃくちゃ綺麗で整備されてて坂口「えっなんで???」って困惑。手術無事に終わってピエロが立てこもり決めちゃう。人質は坂口、めいちゃん、看護師2人、院長の5人と入院患者64名(ほぼ寝てる)。立てこもりなんだけどピエロはあっち行ったりこっち行ったりしてて人質も割と自由行動あり。1階にさえいかなければオッケーみたいな。昔精神科病棟だったために一階から二階に上がる階段に鉄格子があって、ピエロはそれに鍵かけちゃう。でもまあエレベーターで行き来できるから隙をみて行けそうっちゃ行けそうんだんけどね。
坂口はピエロにビビリつつも病院内の不穏な空気を察知して院長と看護師2名が何か隠し事してるんじゃないかと勘づく。察しがいい。調べつつめいちゃんと仲良くなって自分の恋人が事故死してしまった話とか、恋人の形見のお守りの話とかしちゃう。吊り橋効果か。で、軽く調べるとどうやら身元不明者の入院患者から勝手に臓器ぬいてお金持ちに移植してるっぽい。そしたらピエロはその移植リストを探してたらしくて、なんやかんや坂口が協力して移植リストを手に入れさせる。でも、院長が隙を見てピエロに攻撃して「もういっそ全員殺してピエロのせいにするわ!!!」って大暴走。坂口はめいちゃんを守るために頑張るんだけど、なんやかんやで犯人側にスタンガンで気絶させられちゃう。目が覚めると救急車に乗るところで、警察で話をすると院長と看護師2人、ピエロは殺されてたってことが分かった。坂口はまたもや察しが良くて「あっ、もしかしてめいちゃんって身元不明患者の1人?」って気づく。っていうかこれは多分割とみんな早めに気づく。名前がモロだから。あとあんな可愛い子が都合よく良い子ってだけなことあるか?って気持ちにもなってすぐわかる。で、めいちゃんは実はお姉さんと事故にあってて病院に運ばれてるんだけど、身元不明者扱いにされてお姉さんは移植に使われてそのまま死亡扱いにされてた。お姉さんと2人で生きてきためいちゃんブチギレ。その時の移植に関わった医師(坂口の大学の先輩件恋人の兄)も殺しにいく。坂口は止めに行くんだけど手遅れ。なんでその時警察に通報しないのか。めいちゃんは最後に自分の姉の移植先である大物政治家を殺しに行くんだけど、そのタイミングで坂口が「違法移植を告発する!」って記者会見して、それが街中のディスプレイに写されてめいちゃん思いとどまる。最後にどっかの田舎で医師やってる坂口のもとに、思い出のお守りが返される。

まずね、イメージしてたのは
慣れた夜勤に今日もうんざりしている坂口医師。入院患者の1人であるギャルのめいちゃんは今日も鬱陶しい絡み方をしてくる。ちょっとうんざりしてる中で、突然ピエロ姿の男が押し入ってくる。男は何も語らず銃で脅すだけ。2階以上に閉じ込めて、意図不明の殺戮が始まる。ピエロの正体は?
みたいな感じだったんだけど、全然違った。

結局のところ、罪を憎んで人を憎まずっていうか。めいちゃんが一番慕って一番大切なお姉さんを身元不明者扱いにされて、臓器盗まれてどっかの大物政治家に移植されてるのに坂口さんが告発会見で「残された人は前を向いていかなきゃ」とか「もう憎むのはやめろ」とか、なんだろうな、あるよねそういう説得する言葉ってって感じのさ。聞いたことのある言葉で説得してて、それで心動いちゃうのかっていうガッカリ感があった。人を4人も殺しておいて、その説得で一番根っこになってる大物政治家は見逃して、しかも自分も罰を受けないってのはどうなの?いいとこ取りというか、都合良過ぎないか?ってモヤッとした。
まあこれを言っちゃあれなんだけど、めいちゃんが姉と事故って身元不明者として病院に運ばれて、姉だけ運悪く亡くなって、まあそれはわかるとしてなんでコンビニ強盗のふり?っていうな。警察を呼ぶためって言ってたけどじゃあ普通に病院の立てこもり犯でいいじゃん。臨床心理士?技師?の人を巻き込んでピエロに仕立てるのはまあまあ受け入れられるけどコンビニ強盗からの病院たてこもりって流れは意味あるのか分からなかった。
あと銃どこで手に入れたんだシンプルに。そんな即興で考えたシナリオで銃用意できる?何年も前から計画してたならわかるけどめいちゃん身元不明者として入院中だったじゃん。手術の傷を隠すために銃で自分のお腹撃たせたのも下手したら死ぬよ?!って思ったわ。ていうか高確率で死ぬのでは。そして縫合しただけなのにその後歩き回れるの?
めいちゃんがピエロ側なんだろうなってのは名前の紹介あってすぐにもしかしてってなった。怯える様子があんまりなかったのもそうなんだけど。肝座ってた。
これだけのことをするぐらいに姉を慕うような子なら、最後までやり遂げてほしかった。ぽっと出の医師の言葉でころっと気持ちが変わるのか。人を殺すって思って実行に移すぐらいなら心変わりなんてしないでほしかった。殺さないで復讐するか、殺すなら最後まで悪役に徹して欲しかった。
もし心変わりするってんならちゃんと逮捕されろよと思ったわ。4人殺してんだぞ。掴まれ。
美談にしようとする感じが好きじゃなかった。




気分転換にならなかったな。映画見たらちょっと気分転換になるかと思ったのに。
同世代が亡くなるって落ち込むね。別にファンでもなかったけど、同世代で小さい頃からテレビで見てる人が自殺しちゃうってのはな。あんなに華やかな人が自宅のクローゼットで首つるって、何があっただんろう。何もなかったのかな。
すごいつらいことがあって死んだのか、ただ疲れちゃって死んだのか、ずっと悩んでて思い立ったのか、衝動的にやっちゃったのか、幸せだから今終わらせたのか。なんだったんだろう。
あんだけ人に影響を与えて好かれる人でも、死んで何か大きく変わるものなんてないってのが悲しいと感じる。死んでも何も変わらないってすごい感じる。周囲の人が悲しんだり落ち込んだりつらい思いしたりってのはあるだろうけど、周囲の人には朝がきて朝ごはん食べて仕事いって夜ご飯食べて夜がきて寝るって、変わらないのが悲しい。死んだら終わるだけで、変わることはないんだなと思う。
君に届けの実写映画好きで何度も見たな。DVDも買った。爽子ちゃんが可愛過ぎて、風早に幸せにしてほしいと思ってた。今度からは見るたびに、風早は自殺したのかと思うんだろうな。ブラッディマンデイを見ても、ファルコンは自殺したのかと思うんだよな。好きな作品に出てる俳優さんは死なないでほしい。
生きてればどうにでもなるってのもわかるけど、生きてるのがしんどいってのもわかるからな。今どう思ってるんだろう。穏やかであるといいけど。